KORG microKEY Airをリフィニッシュしました

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楽器製作専門学校卒、趣味ガンプラを聞きつけた同僚からmidi鍵盤の塗装を依頼されたのでどこまで頑張れるか実験を兼ねて受けてみました。

作業工程

  • 全体を確認してどこまで解体するかをイメージ
  • 解体
  • 組み込み用に撮影して資料を残す
  • 表面処理
  • プライマー吹き付け
  • 表面処理
  • サフ
  • 表面処理
  • 下地(艶ありブラック)
  • 表面処理
  • 着色その1(メタリックシルバー)
  • 着色その2(調色したビンテージ家具風グリーン)
  • 磨き
  • 組み込み
  • 挙動チェック

気をつけるところ

解体と組み込み時の資料を残す

ネジを外したら写真を撮る。コネクタを外したら写真を撮る。なにかを外したら、ズラしたら写真を撮る。

高価格帯の機材ではないため分解しづらいように(使い捨て前提)組み込まれている気がしました。コネクタを外すときも注意深く力を入れて引っ張るなど緊張する作業が続きました。

部品の管理

鍵盤等の大きなパーツはエアーキャップで包んだり、ビス類はジップロック的なポリ袋に小分けにしてまとめて管理しました。

素材のチェック

このような機材のガワは耐久性も考慮してかプラモデル等のプラスチックではなくABSという素材が使用されています。

通常の塗料をそのまま吹きつけては溶剤が浸透し、テンションがかかりやすい箇所で亀裂が入る可能性もあるのでプライマーを吹きつけて一層作っておく必要があります。

トラブル!?

とにかく吹き返しと埃がヤバイ

塗装するブツの面積が大きいため、エア圧を最大まで解放して短時間で吹き終える方法を選んだのですが、吹き返しで部屋が真っ白に!!

さらには埃も付着し、吹き付けては埃をペーパーで取り除き吹き付けては埃をペーパーで取り除きの無限ループ。。。

対策方法

自作塗装ブースは使用せず、100円ショップで購入したレジャーでユニットバスを養生して作業を行いました。

メリット

  • 部屋に比べて埃が少ない(ほぼ無い)
  • 強力ではないが換気扇が設置されているので部屋で塗装するよりも健康的に安心?

デメリット

  • 日々の生活で使用するところなので作業毎の養生が面倒
  • 養生してもどこかしらは汚れる
  • 当然賃貸物件なので気をつかわなければならない※実家でやったとしてもすごい怒られる気がするけど

そんなこんなでなんとか完成

音がでなかったらどうしようかと思いましたが、無事元通りに動作し一安心。
同僚もとても喜んでいただき、ワタシもうれしかったです。

ただ、、、、

もう二度とやりません!!

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